夕暮れ症候群発症

これまでの経緯

自分の家がわからなくなる

私が北海道に長期の休暇中、叔母から携帯に電話あり、母の様子について一度会って話したいという。

特に、最近は夕方になると家に帰りたいと言うようになり、家に送るようにせがむそうです、自分の家にいるにも関わらず。

仕方がないので、母を車に乗せて母の言う家を探しまわるそうです。

けれども、母の言う家は生まれ育った実家のことなので、探しても見つかることはありません。

しばらく探して、叔母の家に連れていき、落ち着いた頃、本人の家に連れ戻すといった対応を何度も繰り返しているというのです。

夕暮れ症候群

後で調べて分かったのですが、こうした症状は認知症の症状としてよく見られる「夕暮れ症候群」のようです。

私も一度、夕方まで実家にいたときに同様の経験をしました。

私が帰り間際に掃除やごみの片づけで忙しくしていたところ、母も何やら荷物を纏めはじめ、そろそろ家に帰らなければと言い出しました。

どうしても聞かないので、車であっちこっち、母の言うとおりに探し回りましたが、あるはずのない昔の母の実家にはたどり着けず、最後は喧嘩になって無理やり家に送り届けました。

これに懲りて、掃除等の用事はできるだけ早めに済ましてしまい、夕方はのんびり過ごすことにしました。

妹は夕食を作ってから帰るので、夕暮れ症候群症状に遭遇したことはないとのこと。

夕食を食べて落ち着くからでしょうか、不思議です。