アレクサは呼びにくいよ (モバイルWIFIルーター設置とモニター付きスマートスピーカー導入)

これまでの経緯

Echo Show 5 が気になるね

東京から埼玉の母の様子が電話だけでは伝わってこないことにヤキモキしていました。

以前からスマートスピーカーには自宅用として興味はあったものの、テレビや照明のスイッチ代わりというだけでは買う気になりませんでした。

そこにスマートスピーカーにモニター画面がついて、さらにカメラもついたアマゾン・エコー・ショーというものが発売されました。

これを母の家に設置して、テレビ電話代わりに使うのは便利かもしれないと思いついたのです。

モバイルWIFIルーターが良いかも

それにはWIFI設置が必要になるが、母のところには電話回線しかありません。

固定回線を引き込もうと考えましたが、回線、プロバイダの契約と考慮するものが多いうえ、いつまで続けられるか不確かで、解約のための違約金も気になります。

モバイルWIFIルーターなら、もし使わないなら、自分で使えばいいなと考えました。

モバイルWIFIルーターは申し込んでから2~3日で到着しました。

これなら設置場所も選ばないし、手軽さは一番です。

WIFI接続機器の数に上限があるなんて

ただし、その後、WIFIに接続する機器が15台に達した段階で、新たなWIFI機器の接続ができなくなりました。

普通のWIFIルーターなら30台くらいまで大丈夫なので失敗したかなと思いましたが、中古のWIFIルーターを購入し、アクセスポイントに追加して対処できました。

現在までのところで、モバイルWIFIルーターだからと後悔したことはありませんが、強いて挙げれば、母のところに寝泊まりしたときに、通信料の上限が気になる程度でしょうか。

母のWIFIに接続しなければ問題ないですけどね。

見守りカメラはプライバシーの侵害か

本当は見守りカメラを設置してしまえば、手っ取り早いでしょう。

けれども、当時の私は、母のプライバシーを侵害してはいけないと考えていました。

だから、モニターしていることがわかるテレビ電話形式のもので、スマホなどの応答操作が不要なものが欲しかったのです。

IPカメラを3台も設置している今となっては不要な配慮ですが、少なくとも当時はそう思っていました。

Echo Show 5 には呼びかけ機能がある

エコー・ショーは「呼びかけ」機能がついており、スマホのアレクサアプリから母のエコー・ショーに直接呼びかけてテレビ電話を起動させることができます。

母のエコー・ショーに私の顔が映し出され、声が聞こえるので自然な対応が可能です。

ただし、カメラの前に物が置かれていたりすると、母の部屋の様子が見れないので、スピーカーから呼びかけて、障害物を取り除いて貰わなければなりません。

呼びかけ機能の使い勝手

エコー・ショーを使ったテレビ電話は音声が途切れることがあるものの、 遅延も少なく使い勝手はよかったです。

少なくとも、IPカメラについている音声発信機能に比べたら雲泥の差ですね。

スピードのあるWIFI環境ならその差は縮まるかもしれませんが、IPカメラの音声発信ときたら、「お母さん」と呼び掛けて、その返事が届くのが5秒以上かかってしまうこともあり、とてもじゃないけど会話が成立しません。

IPカメラのことは後で触れようと思います。

「アレクサ」という名前では呼んでもらえないな

エコ・ショーの本来のスマートスピーカーとしての機能は、音声を認識して会話ができることです。

ただし、呼びかけには、「アレクサ」というウェイクワードを言わないと反応しないという問題があります。

これは年寄りには難しいですね。

アレクサンドリアよりはいいかもしれませんが、日本人には呼び慣れない名前です。

「エコー」や「コンピュータ」に変更できるようですが、もっと馴染みのある名前にしないと、アレクサはいつまでも名前を呼んで貰えずにさびしい思いをすることになると思います。

オッケー、グルグル

因みに、わたしの家にある「オッケー、グーグル(グーグルホームmini)」の方は、義理の母親が「オッケー、グルグル」と呼び掛けていますが、ちゃんと返事をしています。

ウェイクワードまで不確かな呼びかけにも応じるなんて、AI認識技術の面ではグルグルの方が進歩しているのかもしれません。今度、アレクサに向かって、「あせくさ」 とか言ってみて反応するか試してみようかな。