仮想同居環境の構築(人感センサーと開閉センサー)

これまでの経緯

遠隔介護の方向性

カメラを設置したことで杞憂だったプライバシー問題から解放され、環境整備の方向性が明確になってきました。

遠隔から介護するための見守り環境の整備です。

あたかも同居しているかのような環境を構築することができれば、仕事と介護を両立できるかもしれません。

そこで、2台のカメラの死角を消すためのセンサーを設置することを考えました。

人感センサー、開閉センサーの選定

リビングにはカメラ1とエコー・ショー、玄関にはカメラ2が設置してあるので、一つはトイレや洗面に行く動線上に人感センサーを設置したいところです。

もう一つは、徘徊をぎりぎりで回避するために、玄関ドアの開閉を把握したいですね。

センサーはどのメーカーを購入するかは悩ましい。

センサー毎にアプリをかえなければならないのは、いろいろな機器との連動を考慮すると不利になります。

そんな時、+STYLEというソフトバンク系の会社が中国のTuyaというIOT機器会社の製品を取り扱うことにしたとのWEBニュースを見ました。

比較的安価なセンサーやスマートプラグなどがあるようなので、魅力的でした。

TuyaSmart(あるいはSmartLife、ただしこれは使ったことがありません)というアプリもありますが、日本の+Styleのアプリとも互換性があるようです。

人感センサーは+StyleのPS-SMT-W01(現行はPS-SMT-W02),

開閉センサーは同社のPS-SDW-W01(現行はPS-SDW-W02)に決めました。

+Style社の今

+Styleは現在カタログサイト(アマゾンでも買える)になっているようです。

Tuya製品は玉石混交の製品があるなかで、日本の+Styleが厳選した製品を選択して販売してくれていた感があるので、引き続き頑張って欲しいところです。

2024-02-21

ショッピングサイトからカタログサイトへリニューアル

2024年2月21日に「+Style」は、ショッピングサイトからカタログサイトへリニューアル致しました。

「+Style」製品に関する情報を掲載しております。

NEWS:お知らせ / 製品プレスリリース (plusstyle.jp)

この二つの製品はその後バージョンアップされているようですが、特に問題もなく今でも現役で動作しています。

玄関ドアの開閉センサーは単二電池2本で動作しますが、電池も1年に一度くらいしか交換を要しません。

さらに電池が何%位残っているかを確認することもできます。

人感センサーはUSB電源なので、電池の心配をすることはないし、感度もWIFI経由なのに十分な反応速度です。

仮想同居環境の構築

廊下に設置したセンサーと連動して、いづれは廊下の電灯を点灯したいと考えてるけれど、とりあえずは廊下を通ったことをアプリに通知してくれれば良しとします。

玄関ドアの開閉センサーは、いづれはスマートスピーカーと連動して徘徊を阻止してもらいたいと考えているものの、とりあえずは開閉を通知してくれればOKです。

両センサーを設置してみて、母の動きがアプリに頻繁に通知され、カメラの死角に入ってしまってもアプリの通知履歴を確認すれば、トイレやごみ捨てに行ったのかなと想像できるようになりました。

やっとのことで仮想同居環境の構築が叶ったとその時は安堵していました。

しかしながら、その後も徘徊は繰り返され警察から警告を受けることになり、対策の見直しを迫られることになるのですが、その時は知る由もありませんでした。