まもサーチによる高齢者の徘徊対策

高齢者をGPSの移動軌跡を辿って探しているイメージ 遠隔介護スマートホームの作り方

まもサーチの主な機能と使い勝手


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以下、まもサーチの機能紹介を引用しながら、高齢者の徘徊対策に役立つ機能についてコメントしていきます。

①位置情報通知

お子さまの居場所を高い精度で取得し、お知らせ

お子さまがどんなルートを通って移動しているのか、アプリの地図上に表示。位置情報の更新頻度は、頻度優先モード(1〜2分)・バッテリー持ち優先モード(3〜4分)・OFFから選択して設定が可能です。

まもサーチ3は、LTE通信網/衛星測位システムに加え、衛星電波が届かない屋内や地下でもWi-Fiを利用して位置情報を更新します。

引用元:【公式】子供見守りGPS 口コミ人気No.1【まもサーチ】(以下同じ)

  • GPSは位置情報の正確性が最も大切です。私の母がこれまで移動した場所のうち、家(木造)にいる時はもちろんスーパーなどのコンクリート造の建物の中にいるときも問題なく表示されていました。
  • そして、更新頻度ですが、これはバッテリーの持ちに直結します。母が徘徊するときは徒歩ですので、で問題ありません。ただし、車に乗車したときは、補足されるポイントがとびとびになってしまいますが、問題はないでしょう。

②移動履歴の保存

過去のお子さまの行動が分かる

過去90日前まで、まもサーチ3を持つお子さまが通った経路の検索が可能です。取得した位置情報をアプリの地図上で確認し、子どもの行動を把握することができます。

登下校ルートに問題はないか、寄り道をしていないかなど、お子さまと一緒に確認することで、安全対策が出来ます。

お子さまが通ったルートを一緒に歩いて、安全確認するのもおすすめです。

  • 高齢者の徘徊ルートを予想し、発見するための手掛かりになる機能として最も有用なものは、この移動履歴ではないでしょうか。
  • 3分から4分置きに記録されるポイントを線でつないだルートから、移動方向を予想することが可能で、先回りして発見することができます。
  • スーパーやコンビニで履歴が移動していない場合には、ピンポイントで現場に向かうことができ、容易に発見が可能です。

③エリア設定で到着・出発を通知

お子さまがよく行く場所の出入り記録が分かる

学校や塾など、お子さまがよく行く場所をエリア設定すれば、エリアへの到着/出発を保護者のスマホに通知します。

エリアの登録件数は最大100件、範囲は約半径0.1km〜1km以内まで設定できます。安否確認の他、お迎えのタイミングを掴むために利用することも出来ます。

  • 母の場合は、①自宅、②デイサービス、③病院、④スーパーマーケットを登録しています。自宅から出たときに通知が届き、デイサービスに到着したときにも通知が来ます。
  • エリアの登録件数が大幅に増えたので、徘徊してしまった時のために、より多くの立寄り場所や通過点を登録することができるようになりました。

④かんたん操作で現在地を発信

お子さまから保護者へ居場所を通知

まもサーチ本体から現在地を発信し、スマホに通知することができます。電源ONの状態でまもサーチ本体のボタンを3秒間長押しすると、ライトが水色に点滅し、位置情報が発信されます。

お子さまから保護者へ居場所を知らせることができるので、万が一の時の防犯対策に役立つ機能です。

  • 正直言ってこの機能は高齢者には使えません。子供の防犯対策としては有効かもしれませんが。
  • ときどきボタンを押されて通知がきますが、意図して合図を送っているわけではないので、無視しています。

⑤家族みんなで複数のお子さまを見守り

最大管理者5名×端末5台まで登録可能

メイン管理者(ご契約者)以外にも、1台のまもサーチ3に対して、最大4人のサブ管理者を設定することが出来ます。複数の登録に対して、追加料金はかかりません。
例えば、ママが忙しくてアプリを確認できない時はパパやおじいちゃん・おばあちゃんに見てもらえば、もっと安心です。

また、1つのアプリに最大5台まで登録が出来るので、兄弟姉妹など見守りたい家族が複数いる場合でもご利用いただけます。

  • 高齢者を見守るのも複数の目が必要です。私は妹と二人で見守りをしていますが、特にデイサービスから戻ってきた後の時間帯に外に出られてしまった場合、暗い中を捜索することになってしまいます。
  • この時間はいつもカメラで監視しているのですが、仕事の関係でどうしても監視できないときがあります。そんな時は、妹に監視役を任せて対応してもらっています。

⑥バッテリー長持ち&丈夫な設計(IP65)

バッテリー切れを防ぐお知らせ機能も

まもサーチ3はバッテリーがパワーアップし、1回の充電で最長2ヶ月の見守りが出来ます。
さらに、バッテリー残量が少なくなるとスマホに通知してバッテリー切れを防ぎます。まもサーチ3本体のバッテリー残量は、アプリと本体のランプの色で確認可能です。

また、丈夫でコンパクトな本体は、生活防水・防塵仕様(IP65)のため、元気なお子さまに持たせても安心です。

  • バッテリー持ちはとても大切で、いざいうときにバッテリー切れになってしまってはGPSもただの箱になってしまいます。
  • 以前のバージョンでは、「バッテリー持ち優先モード(3~4分)」でも週に一度は充電が必要でしたが、上記の説明を見ると最長2ヵ月も大丈夫なようです(すごい進歩です)。

⑦通知履歴

重要なお知らせを見逃さず確認

アプリ内に通知されたお知らせは履歴に残るため、重要なお知らせを見逃さずに確認することができます。

また、アプリではプッシュ通知、メール通知のオンオフを設定することができます。

  • 私の場合は、③エリア設定の通知をGmailに送信するように設定しています。母が不意に家を出てしまったときなど、「家を出ました」と通知がきます。
  • デイサービスなど決まった時間に家を出たかなどの確認にもなりますし、帰ってきたことを確認して安心することもできます。

⑧バリエーション豊かなソフトカバー

全10色から選べます

別売の専用ソフトカバーは、本体を落下時の衝撃やキズから守ります。

カラーバリエーションは全部で10色。お子さまのお好きな色をお選びいただけます。


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  • この専用ソフトカバーは必須でしょうね。これに根付をつけて、玄関の鍵と連結しています。外に出る時に鍵はかけてくれるだろうという想定です。
  • 紫色のカバーに紫の根付をつけて、とても気に入っているようです。

まとめ

高齢者が万が一徘徊してしまった場合に、いち早く位置を特定して発見するためにはGPSは強力なデバイスです。徘徊捜索のためには以下のポイントが重要です。

  • 位置情報の正確性
  • 位置の更新頻度とバッテリー持ちのバランス
  • エリアへの入退に関する通知

これらを有する機種であれば問題なく使えます。まもサーチはこの観点から十分おすすめできる機種ですね。

機能に加えて、費用も重要な要素です。定価の本体価格は5,280円、月々528円(年払い5,500円)となっていて、私が購入したときよりお安くなっています。