昼夜逆転対策(デジタル時計と薬カレンダー)

これまでの経緯

こんな夜中にどうしたの

白内障の手術は一週おきに片眼づつ行ったため、母は病院から比較的近い妹のところで過ごしました。

手術後自宅に帰ってから、病院通いが続きましたが病院まで車で1時間半ほどかかり、かつ、通勤時間帯のため、出発が早朝になってしまいます。

心配性の母は、一週間前から病院のことが気になるらしく、頻繁に私や妹に確認の電話をかけてきます。

夜もあまり寝ていない様子です。

見守り用カメラのモーション検知が朝の3時からアラームを鳴らしてきました。

妹の家に居るのか自分の家に居るのかも判然としない中、ついに昼と夜との区別もつかなくなってしまいました。

3時からスマホのアラームで起こされ、電話で母にまだ夜中だということを説得するのは、こちらの精神も擦り減らされる異常事態です。

デジタル時計はわかりますか

時計の見方も忘れてしまったらしいのです。

朝と夜との飲み薬や目薬の心配もあります。

数字は読めるかもしれないと、壁掛け時計の中にデジタル表示のあるものを購入してみました。

ただし、この時計はデジタル表示が液晶で見え難く母親の気に召さなかったため、そうそうに前の時計と架け替えられることになってしまいました。

それではと、後でお話しする薬カレンダーの近くに大きな文字のデジタル時計(日付と時間がデジタル表示されたもの)をさらに購入しました。

これは夜中に目をさまして朝食を食べている母に、まだ3時だから寝るように促すとき重宝しました。

デジタル時計は何時になっているか見てくれというと、「あら、3時ね。」と気づいてくれたことがありました。

薬カレンダーは機能するか

正確な時間はわからなくても、せめて昼夜の区別はわかって欲しかったです。

いや、それもわからなくても、薬の過剰摂取は何としても避けなければなりません。

アマゾンから薬カレンダーというものを購入して、1月分の薬をセットしてみました。

しばらくは毎日薬カレンダーとデジタル時計の日付を見比べて、飲むべき薬が飲まれているかをカメラで確認していました。

ただし、時々怪しいことがあります。

朝と夜との薬をいっぺんに飲んでしまうこともあるようです。

そろそろ別の方策を考えないといけないようです。