名探偵の助手はキーファインダー

これまでの経緯

妹は名探偵

母は用心深い性格なのが今にして分かりました。

とにかく、大事だと母が感じたものはどこかに仕舞い込んでしまう。

それも思いもしない場所に仕舞われることがしばしばです。

玄関のカギは引き出し、枕の下、箪笥、ポケット、押し入れなどなどいろいろなところから発見されます。

発見するのは、主に妹。

名探偵なのです。

名探偵の助手を購入

いくら名探偵でも発見には時間がかかるし、電話で母をコントロールしながらの捜索は発見に至らないこともあります。

そこで、アマゾンでキーファインダーという名探偵の助手を購入することにしました。

キーファインダーにもいろいろありますが、スマートタグのような高機能なものは不要です。

そもそも自分でスマホの操作ができません。

鍵がカバンの別のポケットに入っていることに気づかないこともたびたびあります。

キーファインダーの装着

そこで、いつも持ち歩いているカバンに親機を装着しました。

親機についているボタンを押すと、小判状の子機からピーピーと音がなる仕組みです。

親機にはボタンが二つ付いているので、鍵とスマホに子機をぶる下げることにしました。

毎回ドアの前で鍵がないと騒いでいましたが、ボタンを押すとカバンから音がなります。

「あらカバンから鳴っている。」と気づいた母は、財布やらハンカチやらティッシュやらの入ったカバンから鍵を探し出すことができるようになりました。

キーファインダー2号機

しばらくはこれで重宝したのですが、鍵はいつもカバンに入れてくれるとは限りません。

カバンごと箪笥にしまわれてしまうと、音を鳴らすことすらできません。

しかたがないので、キーファインダー2号を導入することにしました。

8つのキーを呼び出せる

今度の助手はテレビのリモコン位の大きさの親機で、当然、カバンにつけることはできません。

普段は引き出しの中にしまってあります。

そして、8つのボタンから8台の子機の呼び出し音を鳴らすことができます。

鍵にはキーファインダー1号機と2号機のそれぞれの子機がぶら下げてあるので、カバンの1号機の親機からも、そして、引き出しの2号機の親機からも呼び出しが 可能となりました。

これは強力な助手です。

それでもだめなら名探偵にお願い

もしもの時は隣町の叔母に駆けつけて貰って、2号機の親機からカバンごと捜索することができるようになりました。

保険証入れやテレビリモコン、財布などにも取り付けました。

ただし、押し入れの奥にしまわれたカバンや冷蔵庫の中の鍵は、ピーピー音は鳴っているものの、人間の耳で聴きとることは難しいです。

その場合は、名探偵が捜索することになるのですが、妹は母が最後に操作した時間や場所、母の日ごろの行動パターンから的確に捜索を続け、発見に至ります。

このこの推理力は正に名探偵としか言いようがありません。