SESAMIで開けゴマ

これまでの経緯

SESAMIで開けゴマ

照明の消し忘れ対策は一通り完了したのですが、ここにきて玄関の鍵の閉め忘れが心配になってきました。

母は心配性の性格なので、よもや鍵の閉め忘れはないと思っていましたが、認知症で、かつ、夜間はせん妄状態になることもあるので過信はできません。

調べてみると、玄関のドア鍵をオートロックに変更するにはいくつかの方法があります。

大きく分けると、①既存の錠前を電子錠に変更する、②ドアにリモコンのオートストッパーを付ける、③既存の錠前のつまみを回すスマートロックを後付けするといったものです。

①既存の錠前を電子錠に変更する


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この方法は敷居が高いです。

シリンダー交換型で、かつ、WIFIコントロールできる製品がアマゾンなどにもありますが、セキュリティの正に鍵となる物なので、安易に手を出すことはできません。

日本製となると、DIYで交換するには大変そうです。

セキュリティは万全なので、これが一番だと思うのですが・・・。

②ドアにリモコンのオートストッパーを付ける


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ドアにストッパーとなる突起がでてくるタイプの物です。

以前はリモコン式しかなかったのですが、上の製品は私も愛用するTUYAのアプリが使えます。

既存のロックとは別にこのストッパーを付けることになるので、二重のセキュリティとなるメリットはあります。

ただし、取付はドアへのねじ止めが必要となるので、少し大変です。

③既存の錠前のつまみを回すスマートロックを後付けする


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私が購入したのは、キャンディハウス製のSESAMIというスマートロックです。

とにかくここの製品は動作性能や安定性に優れ、メーカーは新製品を出すたびに価格を引き下げる努力をしています。コストパフォーマンスではピカイチではないでしょうか。

WIFIアダプターとセットで使用していますが、故障したことがありません。

いまでは4台のSESAMI(SESAMIU3を2台、SESAMI4、SESAMI5)を使っていますが、世代ごとに進化しているにもかかわらず、価格は下がっています。

旧世代のSESAMI3もいまだに現役で利用していて、不自由はありません。

母の家でうまくいったので、自宅でもキャンディハウス製のHub3というアダプターを介して、SESAMI5スマートボットを使っています。

これらの使い方については、いづれ整理しておきたいと思います。

他の製品では、SwitchBot製のスマートロックも他のスマートデバイスとの連携ができて良いなと思いますが、その当時には発売されていませんでした。


SwitchBot スマートロック プロ 鍵 スマートキー – スイッチボット オートロック ドアロック 玄関 スマートホーム スマホで操作 Alexa Google Home Siriに対応 遠隔対応 工事不要 取付カンタン 防犯対策 後付け 黒

当時からあった製品では、ソニー製のQrio Lockですね。

この製品は当時から定評はあったものの、私には高価で手が出ませんでした。


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セサミアプリを導入

まずは、試しに玄関のドア鍵に付けてみることにしました。

二つあるドア鍵の一つに当時のSESAMI3を付けて、WIFIアダプター経由でドア鍵が閉まっているかどうかをスマホアプリから確認しようとする試みです。

スマートフォンにセサミアプリをセットします。詳しくは、こちらで確認願います。

アプリを開くとこんな画面となります。

今では上下の画面を含めて沢山のセサミデバイスがありますが、セサミ上というのが当初から設置している玄関ドアの上のつまみに取り付けたSESAMI3です。

後からSESAMI4をドアの下のつまみ(セサミ下)と門(セサミ門)にも追加しました。

その他、自宅マンションのオートロック解除に使っているのがセサミボット2で、もう一つ自宅ドアのつまみにはセサミ5を付けています。

WIFIモジュールは当初ひとつでしたが、門からの距離が離れていてブルートゥースの接続動作が不安定だったので、WIFIモジュール1を後から追加しました。

後から追加したWIFIモジュールはVer2となっていました。しばらくWIFIモジュールが品切れとなっていて少し待たされました。今では在庫があるようです。

現在のHub3はSESAMI5からの対応となってしまいますが、ボット(指型のロボット)やタッチ(非接触型の解除センサー)とも連携できるようになっています。これらはSESAMI3や4と連携できないので、母の家では使えず自宅用として活躍しています。

玄関の扉への取付

SESAMIの玄関扉への取り付けは3M製の両面テープが極めて優秀で、取れる気配がありません。

つまみ(サムターン)への取付も付属している金属製土台アダプターのネジ位置の調整で高さを調整できます。

つまみそのものが細い場合や逆に太い場合にも、サムターン受の金具やプラスチック部品の調整で対応が可能です。

特殊なつまみには、3Dプリンターでアダプターを作ってくれるサービスもあるとのことです。

後になって、門にSESAMIを取り付けるのですが、門扉のつまみと土台との間が空いてしまったことがあります。この時は、塩ビ管をつぶして特殊アダプターを自作しましたが、これについては別途内容を書きたいと思います。

WIFIアダプターとSESAMIとの接続はブルートゥースです。距離は5メートルほどが限度となっています。

後に門に取り付けた時には距離が遠かったことや、玄関ドアが金属製でブルートゥースの電波を通しにくかったことからWIFIアダプターを追加しました。

アプリからの鍵の開閉については、若干のタイムラグはあるもののストレスを感じるほどではないでしょう。

WIFIよりもブルートゥース経由での方が、動作がより速い印象です。

結果は上々

総じて、今回の試みは成功したと言ってよいでしょう。

母の徘徊を止める決定打となる門扉へのオートロックの取付に向けて、大きな一歩を刻むものとなりました。

しばらく使ってみると、何回か玄関のドア鍵を閉め忘れて寝ている場面がありました。

そんな時、リモートで鍵をかけられるのは安心です。

こうなると、もう一つの玄関のドア鍵にも取り付けたくなりました。

そして、いよいよ外の門扉への取付となるのですが、それは次回に。