認知症、最初の気づき

これまでの経緯

叔母の気づき

一人暮らしの母を心配して、隣町に住む叔母が毎日のように見舞ってくれていました。

その叔母から母の様子が変だと電話があり、行ってみると私には母は普段と変わらないように見えました。

子供の前では母親であろうとして気を張っているようだと叔母は言うのですが。

初期症状?

症状はというと、物忘れが多くなり、先日も鍵をなくして、鍵屋さんに来てもらって、シリンダー交換をしたそうです。

何度か訪問するうちに気付いたのですが、以前に比べて部屋にある物が雑然としいて片付いていません。

掃除も余りしていないように感じるし、

風呂の水も交換しないまま使っているようです。

私に対して、「自分が死んだら住宅の権利証はここに置いてあるから」というような話を繰り返して言うようになりました。

気づきに蓋をしてしまった

確かに以前と同じではありませんが、年齢も年齢だし、物忘れがあってもしかたないかもしれない。

それに、入院生活もあったし、多少悲観的になっていると言えなくもない。

とにかく、その時は大したことはないだろうと様子を見ることにしました。

身近にいた叔母は変化に気づき警鐘を鳴らしていてくれたのですが、そうあって欲しくないと思っている私は、最初の気づきに蓋をして見て見ぬ振りをしてしまいました。