電気があちこち点けっぱなし
カメラを設置してわかったことなのですが、テレビや電灯が夜中点けっぱなしになっています。
母に言うと、防犯対策のために点けっぱなしにしておくとのことですが。泥棒へのけん制なのかな?
カメラを見回してみるとあちこち点けっぱなしです。
テレビ以外にも、食堂、居間、茶の間、廊下、玄関、外灯に門灯の電灯も。
昼間に実家を訪れると、門灯や外階段の電灯も点けっぱなしになったまま。
これでは電気代も馬鹿にならない。
何とかしなくては。
昼夜逆転の原因の一つが、テレビの点けっぱなしで、夜中に目が覚めてしまうことにあるようにも思えます。

埋込スイッチをスマート化
食堂の蛍光灯はLEDに交換して、スマートリモコンでコントロール可能になっているので、点けっぱなしになっていても大丈夫。
テレビが点いていてもこれもスマートリモコンで消せる。これは便利です。
ただし、居間、茶の間、廊下、玄関、外灯、門灯は既存の電灯が付いているため、遠隔操作することはできません。
壁に取り付けられている埋込スイッチは、居間、茶の間、食堂が3ボタンスイッチ、廊下、玄関、外灯、門灯が4ボタンスイッチとなっています。
スイッチそのものをスマート化できないものでしょうか。
いつものようにアマゾンで、、、見つけました。
中華製だけどWIFIで遠隔コントロールできる。

ただし、このスイッチの付け替えには電気工事士の資格が必要です。
私は第二種電気工事士の資格を持っているので見栄えにこだわって埋込スイッチを交換しましたが、資格を持たない人は、電気屋さんに付け替えてもらうか、こんなスマートボットを使うかですね。
スマートボットで一番有名なのは、SwitchBotだと思うのですが、こちらはハブが必要なんですよね。
ハブが一つあればいろんな機器を接続できますし、WIFIの接続数はハブだけになりますので、複数のWIFI接続でWIFIルーターの接続数の上限を超えてしまう心配もなくなります。
この辺りの詳しい内容は別の記事に書くことにします。埋込スマートスイッチを設置しようとする人に注意事項だけは書いておきます。
電気工事士向けの注意事項
埋込スマートスイッチを設置するときに注意しなくてはならないのは、スイッチが接地線を必要としているかどうかを確認することです。
接地線を必要としてないスイッチ(コンデンサ接続式)
接地線を必要としていないスイッチの場合には、負荷の活線と接地線の間にコンデンサを接続することで既存のスイッチと交換することが可能です。
接地線を必要とするスイッチ
接地線を必要とするスイッチの場合には、単純に既存のスイッチと交換することはできません。
日本の配線は各スイッチに活線のみが接続され、スイッチを介して負荷に向かっていく2線式の配線になっていることが多いからです。
このスイッチを設置しようとする場合には、スイッチの位置まで接地線を引いてこなければなりません。
通常は活線と接地線の両方が配線されているコンセントから接地線を延長しなければならないでしょう。
さらに、複数のスイッチが一か所に配線されているからといって、必ずしもすべての配線が同じブレーカーにつながっているとは限りません。
ブレーカーを跨いで配線してしまっては、漏電等の際にブレーカーが正しく動作せず、危険なことになるおそれがあります。
この辺のところが分かっていない無資格の者が無暗に配線することがないようにしてください。
2か所以上のブレーカーを跨いで一つのスマートスイッチで動作させるには、ちょっとした工夫が必要なのですが、これも別の機会に詳しく書かなければなりませんね。