自宅での転倒が骨折を招く
高齢者は転倒して骨折してしまう確率が高いそうです。それも自宅で。
母も自宅で転倒して腰椎の圧迫骨折をしてしまいました。
最初はそれと気づかずに湿布薬でごまかしていましたが、レントゲンの結果、腰椎の一部がぺしゃんこになっていることが解りました。
幸い1ブロックだけだったのですが、これが進むと腰が曲がってきてしまうらしいのです。
転倒の原因はちょっとした段差や床にある物だそうです。
昼間は視認できるけれど、夜は気づかずにつまずきやすくなってしまいます。

夜中のトイレは暗くて遠い道のり
特に夜、トイレに行くまでの間に、
- ベッドから起き上がり寝室の電灯を点けて、
- 廊下に出て廊下の電灯を点けて、
- トイレの電灯を点けてトイレに入る
といった具合で、3回も電灯を点けなければなりません。
3回の点灯を省略して暗いトイレに座っている母と、トイレで鉢合わせしてみて、初めてこの事実に気づきました。
きっと、若いうちは動作も機敏で、夜中にトイレに行く機会も稀だから、何とも思わなかったのかもしれません。
だけれど、夜中に何回もトイレに立ち、ベッドからなかなか起き上がれず、切羽詰まった状態でトイレにしゃがみ込むことを想像すると、電気なんか点けている暇はなさそうです。

とりあえず人感LED照明で対応
とりあえず、人感センサーの付いたLEDライトという電池式のものでベッドから寝室を出るまでの道のりを照らすことにしました。
リンク
本当は、
- ベッドから起き上がらずに寝室の電灯を点けられる
- 廊下にでると廊下の電灯が自動で点く
- トイレのドアを開けると電灯が自動で点く
用が済んだら、
- トイレから出ると自動で消灯してくれる
- 廊下の電灯は数分後に自動で消灯してくれる
- ベッドに入ってから寝室の電灯を消灯できる
これがベストですが、どうやって実現できるのかすぐには思いつきませんでした。
それでも、ペーパードライバーならぬペーパー電気工事士の資格を活かす時がやってきました。
その紆余曲折の電気工事の内容は別の機会に。